2020年のノーベル化学賞は「ゲノム編集」に関する研究者2名が受賞。
・マックス・プランク感染生物学研究所のエマニュエル・シャルパンティエ氏(ドイツ)
・カリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ氏(アメリカ)
元々、九州大学教授の石野良純さんのグループが大阪大学で研究をしていた時、大腸菌のDNA塩基配列の配列に関する論文を出していた。この配列に関する意味が、当時は分かっていませんでしたがその後、この配列が外から侵入するウイルスなどの「外敵」を認識し、攻撃する免疫の仕組みに関わっていた事を突き止めた。
この研究成果が、昨今の新型コロナウイルスの研究に役立っており、世界中で注目を集めています。